人　参　 特　化　
自然栽培ただし～農園

自然の野山は　肥料や農薬を使わずに出来ている。
栽培は人が積極的にかかわり作物を育てる。
この2つの融合です。

人は間違う、欲が出る。その結果衰退した農地が多いですね。多く収穫できなくても農薬、肥料などの経費がかからなければ農業として十分生産はできます。販売が確定すればむしろ潤います。

私の住むすぐ近くに工場用造成地が長年売れずに空き地のまま残っています。その土地の植生の移り変わりを犬と散歩しながら15年近く見てきました。その土地の植物は場所により大きく差があります。まだコケしか生えていない所、草が多くある所、すで白樺などの幼木が育っている所など様々です。その土地は痩せていくのではなく年々育つ草が増えています。肥料を入れなくても地力が上昇しています。特にマメ科植物の多年草ルピナスが繁殖した土地では植物の勢いが凄いです。

このマメ科植物の力を使った栽培方法が自然栽培です。
土の微生物を増やし土を元気にしていく農法です。
例えば肥料の3大成分の一つ窒素はマメ科植物の窒素固定：根粒菌を利用します。