カヌー体験 準備中

カヌー体験を準備しています

 

農場から10分で 美々川 15分で 千歳川があります


美々川は 湿原を流れる川 
気温が低く稲が育たなかったので 開墾されず残っている勇払原野湿原
真ん中に 札幌と苫小牧を結ぶ主要道36号線が通っていて
新千歳空港からもすぐ
野生のサンクチュアリ ウトナイ湖を通過する川です。
ウトナイ湖には 野鳥保護のため カヌーはできないので その上流部になります

川の流れは緩やかで 1時間程度で2kmの川下りが素人にもできます。

風が強いことが多いので 向かい風の時は 漕がないとゴールにつかないこかも(笑)

千歳川 サケマス孵化場の近くは 釧路川上流部に匹敵する美しさがあります 流れが速く 倒木も多いので 初心者不可の場所です。この場所をご希望の場合は 私が同乗しますが 1人づつの対応となります。




カヌーは 思い出が多いので!
思い出作りの手助けになるといいな

大学生のころ バイクで北海道を回っている時にカヌーをしている方たちを見て 良いなと思いました。
就職し 配属されたのが新潟県長岡市 近くには信濃川、魚野川があり そこでカヤックを学びました。

離職後 北海道に 車にカヤックを積んできました。
エコマリン釧路の社長と偶然同じ宿になり 連れられて 積丹で初めてシーカヤックを体験しました。そこの指導者はエベレストの登山に関わったこともある方で エベレスト山頂には行けませんでしたが 生きていたから次があることを学びました。

その後 その社長の下で 釧路川川下り、知床シーカヤックツアーの補佐をさせて頂きました。

カヌーガイドになった時は 気軽な遊びとは違い 危険を知る日々
お客さんにまで 危険を伝えることがあった時に 
モンベルの辰野社長が釧路川に来られて同行する機会を頂きました。
その時に なんて言われたのかな 面白くないというような言葉を頂き
ガイドは お客様に楽しんでいただくことを伝える必要を実感させていただきました。

その後 他の会社に属し カヌー体験やラフティングガイドだけでなく カヌーガイドスタッフ養成などもさせて頂きました。修学旅行生対応も経験させて頂いたので 2000名を超える方のカヌー体験に関わらせていただきました。

カナディアンカヌーは 2人で漕ぐことが多く どちらの人も方向修正をすることができます。でも・・・(笑) 2人の力関係が見れて楽しいです。


個人では 利尻島に単独で渡り 天候が改善しないので 帰りは礼文島からフェリーで なども 楽しい記憶です。

オーストラリア では 海用のカヤックをレンタルし 1カ月かけて タスマニア島を半周しました。波に打ち戻され 1日漕ぎだせず砂浜で過ごした日もありました。
一番の思い出は 南極海からの10mを超える うねり
下向きに何度が漕ぐと 今度は上向き 波の上では 風があるので白波が経っているけど 再び下向きになると 海の表面しか見えない世界

上向きになると空が見えて 波の上では 周りの様子がうかがえる
そのくりかえし
不思議とその時には恐怖感はなかったが もうできない。
天気予報も聞けない英語能力なのでそのようになるとは思わず 漕ぎだしてしましました。
海岸は 崖 で 上陸不可  その日のうねりではクルーザーなどは転覆する可能性が強いので出ていなかったことを後で知りました。
人のいない孤独とうねりの格闘数時間後 ワイングラスベイにたどりつきました。
利尻島に着いた時は 警官がいて 職務質問 
文句を言う私に 『非番だけど通報があったので対応した』と笑いを取ってくれる気のいい警官だった。
その経験があったので 港に着くと クルーザーなどで旅行している人が集まり 非難されるかなと 思ったので ぶっきらぼうに対応。
『舵が壊れているのでそれを直す』と伝えても 食事をするからと誘ってくれ 自分たちが採ったイセエビで持てなし
そして タコをくれました。
タコは デビルフィッシュ悪魔の魚ともいわれ 彼らは食べないのですが 日本人が食べることを知ったようです。
私は タコ飯と炒めて食べると 数人の大人は興味を持って 人生初のタコの試食しましたが 子供たちは 手も付けないで大人の陰に隠れてしまう子もいました。
後で 無線で私のことを知り 見守っていてくれたことを知りました。
自己責任の国なので 危険な行為も許される文化の違いですね。
彼らのヨットやクルーザーを見せてもらい 早めに寝ました。
翌朝 目覚めた時には 彼らの姿はありませんでした。
風ない朝凪のうちに危険地帯を抜けるため旅立ったようです。
壊れていたカヌーの舵は 補修してあり ただただ感謝があるだけでした。